雨の中の野営。快適に過ごすには

雨の日の野営の仕方

先に言っておきます。雨は怖くありません。ちょっと不便になるぐらいです。笑。もともと都会の便利さを離れるのがキャンプ。キャンプ場の便利さから逃れ野外力を試すため野営に挑戦するんですから。慣れてくれば悪条件のが野営心をくすぐります。いいえドMではありません僕。

まずテント以外にタープを使って野営の活動領域を確保しましょう。ボッチ野営の活動領域なんか1.5m×1.5mぐらいで収まります。この中で焚火をしながら調理をしSNSで天候をぼやきながら酒なり珈琲なりを楽しめばいいんです。

タープの高さは1.5mぐらいあれば焚火の火の粉に焼かれません。難燃性のタープやテントもあります。だいたいコットン製ですが重量があるので好みません。猛烈なキャンプファイアーを楽しまなければ問題ありません。

タープは2本ポールを使う場合、片側を低くします。そうしないと水が真ん中に溜まって突然崩壊することがあります。(というかありました。)必ず水が常時流れ落ちるように気を付けましょう。タープ1本なら必ず水が流れ落ちます。

重要な雨天問題に「薪の調達」があります。現地調達は難しいので持参しましょう。それでも予想外の雨などの場合もあります。端的に言うと薪を雨天なのに忘れたことが多々ありますね。ええダメキャンパーですが何か。

まず大きな杉の木の下を探しましょう。少々雨に打たれた枯れ枝の下に濡れてない枝が見つかります。これは燃えます。太い枝や木の場合、皮をめくって表層をナイフで削れば乾いた状態の木が出てきます。だいたいこれで何とかなります。まだ朽ちてない枯れ枝の場合は含水率が低いので表層しか濡れません。

無事に火が付いたら次に燃やす枝を焚火台に立てかけておくと乾燥します。水蒸気がぼわっと出て幻想的ですよ(煙いけど)。乾いた薪もしくは持参した薪はテント内なりに保管しましょう。

テントの設営についてです。雨水が室内に入り込まないような場所に設置しましょう。時間があればテントの周りに溝を作っておくと有効です。シャベルを使うとめんどくさいので、倒木なんかでガーっと引きずるように線を描いてます。

テントの下にグランドシートもしくは代用品のシートを敷きましょう。この際テントより大きいと雨水が中に溜まります。テントの床面に隠れて見えないように折り畳むなりしましょう。

それでも浸水することがあるんです。僕の場合はそもそも軍幕を多用するので床がありません。斜面とかに平気で設営するのでもう水なんかガンガン流れ込んで流れ出ていきます。コットを組み立てて寝れば下を水が流れていようが問題ありません。高さが10センチくらいでしょうか僕のコット。これ以上浸水するようなら緊急避難が必要なレベルですので。コットの使用を推奨します。

傘を持って野営はできません。雨の日はポンチョがとにかく便利です。ポンチョもしくはレインコートが雨野営の必須アイテムです。

日本では年間の3分の1が雨天と言われています。週末野営キャンパーこと僕draculの雨天率の高さったらもう!必然的に雨に負けない野営の仕方を学ばされました。雨でも楽しめるような野営人を目指しましょう。

ODR.BASE

週末会社員キャンパーdraculが送る 野営を愛するすべてのオトナ達のサイト