キャンプに適した森の中

誰もいない森 野営好きにはたまらない

焚火禁止。車両の乗り入れ禁止。食事はこのエリアで。等々、意外と制約の多いのがキャンプ場。当然ルールーとマナーを遵守するのは大人の常識です。しかしそんな制約の一切ないのが自分だけのプライベートキャンプ場。自宅の庭のような感覚で、自分の好きな時間に誰にも邪魔されず過ごす事。考えただけでも最高ですね。じゃあ実際どんな森がキャンプに適してるのでしょうか。

【車の通れる道についているか】

キャンプ道具をかついでケモノ道を行軍するのは至難のわざです。これはもうキャンプではなく別のスポーツになってしまいます。車が入れる森がお勧めです。とはいえ。静寂な雰囲気が損なわれるのもNG。道路についていながら、ある程度まで乗り入れることができればよいでしょう。

【ライフラインがひけるか】

キャンプだけをするのならライフラインは不要です。ただ将来的に大人の基地のように使いたい、簡易的なロッジを造りたい、水場を造りたい、そのような構想があるならチェックしてみてください。道路についていればある程度のライフライン(電気・水道)は引ける可能性があります。

【携帯電話の電波があるか】

いきなり遭難することもないでしょうが、携帯が使える事の安心感は必要です。エリア的に問題なくても山の傾斜などで電波が邪魔されて通信できないなんてこともあります。

【境界がしっかりしているか】

売主(以前の所有者)がちゃんとした登記簿を持っていれば問題有りません。のちのちトラブルを避けるためにはしっかりと登記が確認できる場所がお勧めです。ライフラインに近いものであれば所有者がしっかりしていることが多く安心できる場合が多かったです。

【平らな場所が少なからずある】

テントを張ったり車両を置いておいたりするのに平坦な場所は必要です。とはいえ、平らな場所だけだと雰囲気はあまりないですね。キャンプ場と変わらなくなってしまいます。傾斜地がバランスよくあるほうが生態系も豊かです。テントと車両あわせて必要な平坦な場所はそれほど広くなくて大丈夫です。

キャンプするとき人数によって変わりますが「グループキャンプ」の場合大きさは平らな場所が車4台ほどのスペースがあると便利です。友人家族5人と僕の家族4人でテント2つとタープ張ったダイニングの場所と焚火の場所を決めて設置キャンプしました。立地的には上記を満たし水場もあり便利なんです。ただ、「車の通る音」が気になります。山奥なのでそんなに車がたくさん通るわけではありませんがやはり静寂とは言えません。

これが「ボッチ野営」の場合。3メートル四方あれば十分事足ります。ビバ!ボッチ野営。だからこんな不便な場所で、みたいな森でも問題なく楽しめます。上の写真は2.5m四方。自分の森ならこれぐらいの面積どうとでもなります。クワとシャベルは忘れずに。

自分の好きなサイトがつくれセルフビルドで改良していくこともよし、薪割りも焚火し放題、文句も言われない自分だけのキャンプ場。ぜひ選択肢のひとつとしてご検討お勧めします。


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