ガチ野営~ソロキャンプの勧め

「日曜日何してた?」

ひとりで焼肉ひとりでカラオケひとりで映画。なかなか世の中の視線がまだまだ冷たいワードです。でも大丈夫。

「ひとりで野営」

ちょっぴりかっこよく聞こえますよね。

友人や家族とバーベキューなどを楽しみながらのキャンプも素敵です。それとは一線を画し基本的に1人だけで設営から撤収まで楽しむことをソロキャンプといいます。簡単に言えば快適さを求めない野営。近年人気なってきています。1人利用のコンパクトなギアもたくさん増えてきているのでソロキャンプはしやすくなりました。

友達がいないわけではないんです (叫び)。

家族がうっとおしいわけではないんです (叫び)。

一人の時間が欲しいだけなんです (絶叫)。

こんにちは。週末ボッチキャンパーのdraculです。

ソロキャンプまでの難易度についてはキャンプなどのアウトドアに入門したばかりの初心者がいきなりするのは少し難しいと言われています。自然を身近に感じるアウトドアでは色々な知識がないと失敗しやすいため入門したての頃は誰かと一緒にキャンプしたほうがいいでしょうと。本当にそうでしょうか。

んなことありません。

大切なのはやってみることです。

意外と何とかなるもんですよ…と無責任には言えないので気を付ける点をお話しします。ソロキャンパーに大切なのは設営、撤収、さらには焚き火やバーベキューの火起こしまで、全て1人でできるようになっている必要があります。グループならトラブルがあったら誰かが助けてくれるかもしれませんが、ソロキャンプはすぐに頼れる人は自分しかいないので各種キャンプ用品の使い方、トラブルが起きたときの対処方法をマスターしておく必要があります。

特に道具の使い方。自分が使っているキャンプ用品、アイテムの使い方は把握しておくことは絶対。自分しかいないキャンプなのでソロキャンパーは使っているキャンプ用品のあらゆることを知っておかないと面倒です。

でも最初から何でもできなくたっていいんです。

火起こし。ライター使えばいいじゃん。

キャンプ飯。コンビニで買ってけばいいじゃん。

テントの設営。失敗したら寝袋だけでいいじゃん。

全部失敗。あきらめて途中で帰ってもいいじゃん。

ただ身の危険と言えば天候ですね。自分の好きな場所で好きなようにテントを張れるので安全確認も自分がしっかりしておかないと危険です。例えば川の近くは上流で雨が降っていると、キャンプ場は雨が降っていない無くても急激に増水したり、雷や雨に見舞われた時にテント内に避難するのか、管理棟などの屋内に避難するのかも自分で判断しないといけません。キャンプ用品やアイテムの知識だけではなく、自然災害に関する知識も時には必要です。

天気や災害にさえ注意すればほとんどの場合そこまで恐れることはありません。それでも一泊するのが心配な場合はデイキャンプ(日帰り)なんかでイメトレしてからでも大丈夫でしょう。もう一度言います。

大切なのはやってみることです。

意外と何とかなるもんです。子供じゃないんだから一晩ぐらい何とかなります。僕も一人で野営するのに寝袋を忘れたこと、テント忘れたことありますからね。ええ。何とかなります。地域にもよりますが熊やイノシシに襲われることもないでしょう。それよか怖いのはマダニやスズメバチやムカデなどなど虫です。マムシやハブなどの蛇です。これも対策しとけば大丈夫です。彼らだって好き好んで人間に近づきません。(蚊は人間大好きなので蚊取り線香は持っていきましょう)

もともと人間なんか野外でも生きていけるもんです。便利に快適に過ごそうとするから怖いんです。365日のうち1日ぐらい快適じゃなくて問題ありますか?

自分好みの道具を使い、どのようにキャンプするのか準備する時から楽しめるのがソロキャンプ。新しく買った装備や新しい道具などのアイテムを好きなように試せます。じっくり試せる時間があるのはソロキャンプならでは。

ソロキャンプで一番の魅力はいいことも悪いことも含めて全て自由になることです。1人で設営から撤収までしないといけませんが、その分好きな道具を持っていき、好きなレイアウトをし自由な時間を過ごせます。

ソロキャンプなんて簡単です。頑張ってください。それでは非日常の素敵な週末を。


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